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AWS EC2 インスタンスタイプ

thatisgraffiti

無料枠もあったりするので、クラウドでサーバ構築されている方は多いと思います。

筆者はよくAWSを使用しますが、サーバレスサービスを使用する頻度が増え、インスタンスタイプが全然覚えられません。そこで今回はインスタンスタイプについて勉強します。

AWS EC2のインスタンスタイプは、用途やワークロードごとに特化したさまざまなバリエーションが用意されており、最適な性能とコスト効率を実現できます。
ここでは、インスタンスタイプの体系と選定のポイント、そして2025年注目の最新タイプをブログ記事として解説します。


EC2インスタンスタイプの基礎

EC2インスタンスタイプは主に「ファミリー」「世代」「サイズ」という要素で構成されています。

  • ファミリー: コンピューティング(C)、メモリ最適化(R)、汎用(MやT)、ストレージ最適化(IやD)、GPU搭載(GやP)など特性ごとに分かれています。
  • 世代: 数字が大きいほど新しい世代で、より性能やコスト面が進化しています(例:M7g、C7g、R7gなど)。
  • サイズ: .nanoや.large、.xlargeなどアプリの規模や負荷に合わせて細かく分かれています。

主なファミリーと代表的な用途

ファミリー代表用途代表例(2025)特徴
汎用(T/M)Webサーバ、業務システムT4g、M7gバランス型、コスパ重視
コンピューティング最適化(C)APIサーバ、バッチ処理C7gCPU重視、高速演算
メモリ最適化(R)DB、キャッシュR7g大容量メモリ
GPU搭載(G/P)AI/ML、動画処理G5、P4dGPUアクセラレータ搭載
ストレージ最適化(I/D)ログ分析、I/O多用I4g、D3高速ローカルストレージ
HPC・特殊用途科学計算、FPGAHpc6id、F1高度な計算や特殊用途
  • AWS Graviton(Armベース)のT4g/M7g/C7g/R7gはコスト効率が高く、2025年も人気です。

インスタンス選定の最新トレンド(2025年版)

  • 最新世代(例:M7g、C7g、R7g)はIntelやAMDに加え、Graviton(Arm)搭載が増えています。
  • GPU用途ではP5e、G6eなど新タイプも選択可能。
  • インスタンス数は700を超えており、最適選定は「用途」「料金」「性能」を軸に行うのがベストです。

まとめと選定アドバイス

  • 用途に合ったファミリー選択が第一歩。WebならT/M、データベースならR、演算重視ならC、AI用途はG/Pなどが基本の切り口となります。
  • 最新世代を中心に選ぶと価格性能比が良く、長期運用にも安心です。
  • Gravitonベースはコスト・パフォーマンスとも優れ、今後の主流となるでしょう。
  • 詳細なスペックや料金は公式ドキュメント・各種比較サイトで細かく検討するのが推奨されます。

AWS EC2インスタンスタイプの選定は、システム設計の初期段階で最適なパフォーマンス・コスト管理を実現する最重要ポイントです。今後も新しい選択肢が増え続けるため、定期的な最新情報のリサーチがおすすめです。

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