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Graffiti-Life
そういえば、落書きの語源の由来てあるのでしょうか。
落書きとは、壁や塀など本来書くべきではない場所に、文字や絵をいたずら書きすること、またその書かれたものを指すようです。
「落書き」は、和製漢語「落書(らくしょ)」を重箱読み(上の字を音読み、下の字を訓読み)したものです。この「落書(らくしょ)」は、中世から近世にかけて、政治や社会、権力者に対する批判や風刺を匿名で記した文書を指していました。
これらの文書は、人目につく場所に「落として拾わせる」形で広められたため、「落書」という名前がついたとされています。また、「落とし文(おとしぶみ)」とも呼ばれましたが、漢語形である「落書」の方が古い表現です。
さらに、このような文書は相手の家の壁や塀に貼り付けられることもありました。この行為が現在の「いたずら書き」という意味に転じたのです。
鎌倉時代から江戸時代にかけて、「落書」は時勢への憂いや政治批判を目的とした匿名文書として広まりました。江戸時代には、将軍徳川秀忠が「落書きをした者は大人なら死罪、子供なら流罪」とする厳しい罰則を定めたこともありました。城など高貴な場所への落書きは特に重罪とされていたのです。
現在では遊びや芸術的な表現として捉えられることもある「落書き」ですが、その語源には社会批判や風刺という重要な役割が隠されているようです。